2019-12-11

こどもゼミ vol.1レポ。

12月9日(日)佐賀市青少年センターにて、「こどもゼミ」を開催しました。

この「こどもゼミ」は講演をするのも、聴講するのも同世代のこども、というカタチで刺激を受けたり、学び合うことを目的としています。


1回目のは、14歳の中井けんとくんをゲストに迎えました。 中井けんとくんは脳性麻痺による足の障がいやADHDをもっていることをオープンにし、幼少期から今に至るまでのことを目の前の子どもたちに話してくれました。 一番は小学校時代に「いじめ」を受けたことから不登校になり、そこから死にたいと思ったこともあったけど、自己表現の力を身につけながら自信を取り戻していったお話などとても勇気をもらえるお話でした。


【プロフィール 】 中井けんと: 福岡在住の14歳 。 学校には行かず 自分で選択して やりたい事、学びたい事をやるホームスクーリングを取り入れている。 自己表現家/中学生イベンター 。こども主体のイベントこどもばんぱくを主催し、資金をクラウドファンディングで集め、日本各地、海外を含め3500人人以上の来場者を集めて多くのメディアに取り上げられる 。 乙武洋匡さんの講演会主催や自作のイラストや絵本の販売などの行なっている。 脳性麻痺による肢体不自由や発達障がいがあるが、それも自分の強みの一つとし社会のマイナスをプラスに変えるために自己表現を発信し続ける活動をしている。 趣味はぬいぐるみと遊ぶこと。

お話の中で印象的だったのは、いじめに合っても守ってももらえないような学校を辞めることを決意し、校長先生に自ら「学校を辞めます」と伝えてその後「不登校」を選んだけど、「学校」から解放されたとしても決してハッピーな心境ではなかったということ。

そこからイベンターや自己表現家として自分らしく胸を張って歩み出すまでに、さまざまな葛藤を乗り超えて来られました。

嫌なことが心の中に渦巻いて、「障がいさえなければこんなことにはならなかったのに」とか、「いじめたクラスメイトの存在を恨んだり」なかなか健全な精神状態にはなれず、その苦しかった時に、元々好きだった絵を描くことから「この気持ちを表現するために絵本を描こう」と行動されたそうです。

けんとくんを傍で支えて来られたお母さんのお話も聞きたいな、と思っていたので、「こどもゼミ」の最中に保護者さんに集まってもらって別のお部屋では、けんとくんのお母さんのお話も聴かせていただきました。


けんとくんのお母さんのお話がとても素晴らしくて、そこだけでもまた別にブログを書きたいところなので、ここではけんとくんのお話のみに焦点をあてて書きますね。



けんとくんのお話を聴いていたのは10歳〜15歳の16名の子どもたち。
小学生と中学生では刺激を受けたところも違ったかもしれません。

けんとくんが実現された「こどもばんぱく」の詳しいお話を聴いて、「こどもだから出来ない」ではなく、こどもだからこそ失敗も許されるし、わからないことを教えてもらえたり、サポートしてもらいやすい環境にあることを知り、「自分も何かやりたい」と感じた子どもたち。お話の後にはわくわくした空気感が漂っていました。

その時にも色々とやりたいことが出てきましたが、その日にまとめるところまではたどり着かずに解散しましたが、その後、じわじわと本気でやりたいと感じた子どもたちから具体的なプロジェクト案が届きました。



「こどもばんぱく」のターゲットを女の子に限定して企画してみたい!という声が、中2の女の子から出てきました。

「おぉ、なるほど、面白そう」と思いました♩

10歳の男の子(うちの息子…笑)からは「フォートナイトの大会をやってみたい」という意見もありました。フォートナイトの知識がないのでどうやったら出来るのかがわからなかったのですが、本人はかなり詳しくて、出来る方法を知っているようです。

とにかく、やってみたい!と思うことをカタチにすることはクリエイティブな学びが沢山あります。受け身で参加するのとは全く違う学びです。

まだまだ他の子たちからも「やってみたい!」が出てくればいいなぁと思っています。そんな子どもたちのチャレンジを陰ながら応援していきたいと思っています。



中井けんとくんのお話を聞いて、息子は色々なことを感じたようです。

ちなみに、普段なかなか朝の準備が遅い息子ですが、この日は自分で起きて準備をしていました。楽しみにしていたようです。

けんとくんは自分でやると決めたことに対して、大変さも乗り越えてやり遂げていてすごいな〜と大人としては感じますが、


息子からの視点では、

大人は子どもがやりたい(行きたい)とも言っていないのに、無茶振りをしてやらせていることが多過ぎると思う、と気付いたようです。

その無茶振りの一番は学校。
保育園の後には学校に通わなければいけないと決められていたことが本人にとっては大きな無茶振りだったようです。

1年生になった息子は、毎日のように「なんで学校に行かなければいけないの?」と朝ぐずるようになりました。

その度に、息子が納得する答えもないのに、「学校に行かないでどうするの?」「ひとりで家にいるの?」という的外れなことを伝えていたことを反省させられます。

子どもはやらされることが基本嫌いです。(大人もですね)

小学生に上がる前のお子さんをお持ちの方は、ぜひお子さんに「学校とはこういうところだよ。学校に行ってお勉強をすることもOKだし、家や地域で自分の好きなことをやりながら過ごすのもOKだよ」と伝えてみて欲しいです。

まだ6歳ぐらいだと自分では選べないかもしれませんが、学校しか選択肢がないという訳ではないことを先に伝えておいてほしいです。

もっとこどもたちに選択できる環境を作りたい。

もっとこどもたちが夢中になれることが見つかりやすい環境を作りたい。


こどもゼミ vol.2のゲストは、中学校から学校に行かずに14歳でプログラミング教室などで起業した野澤翼くんです。熊本から来て下さいます。
中井けんとくんも参加者として来てくれる予定です。
お正月明けの日程になりますが、まだ申込みは受付け中です!

https://hikarino-school.org/events/kodomozemi_0106/

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