2019-10-23

【島からのお便り vol.3】

島に引っ越してしばらく経った5月に書いたっきりだったブログ

読み返したら、「あ〜、最初の頃は学校に行くことが息子にとって、新鮮で
頑張ろうとしていたんだなー」ということを振り返ることができました。

その後、1学期間どう過ごしていたか?
あまり思い出せませんが、しばらく経った頃から、学校で嫌なことがあって、「もう行かない」というセリフが出てきたことを思い出します。

その時は、島に引っ越して学校に通うと決めたのは息子だったので、中2の姉も私も、憤慨したのを覚えています。

その学校のトラブルもお友達との些細なこと。
でもそれが些細かどうかは本人にしかわからないこと。

先生にお友達とのことは相談し、その時は収束するけど、度々起きる。

息子が神経過敏だから気にし過ぎなんだろうな、と思うと、それをいちいち先生やその相手のクラスメイトに伝えるのも段々疲れてきて、最後に、そのクラスメイトの男の子に直接、息子の特性を伝えて、「たったそれぐらい、と感じる暴言でも、相手はショックを受けて、それでお腹が痛くなったり、体調を崩すこともあるんだ」ということを伝えて終わりにしました。


先生経由で話すより、直接話した方がいいかなと思ったからです。
謝ってほしい訳じゃない。

自分とは違う感覚で生きているクラスメイトがいることを知ってほしかった。

親の私でさえ戸惑うこともあるので、同年齢の子がわかってくれるかな?と思ったけど、思ったより受け止めてくれた気がしてほっとしました。


2学期に入って、本格的に学校に行かないモードになり、私も島でムスコと二人で過ごすのが辛くなってきた時期がありました。

学校が嫌いな理由は彼なりにちゃんと言語化できました。

どんな学校だったら行きたいと思う?

①先生はいなくていい
②毎日給食までで終わりがいい
③勉強は1日1回まで


話を聞いていると「そうよねー」、と納得することも多く、苦痛を感じる場所に毎日行かせるのは親としても辛いな、と思うようになりました。

朝7時半に家を出て16時頃までの学校で過ごす時間(約8時間)を、家で有意義に過ごせて、それを積み重ねたら、きっと彼は彼らしくなるだろう、と前向きに、本気で思うようになっていきました。

島に引っ越したことは、私が暮らしを見直すきっかけにもなったし、やっぱり学校というものは息子には合わないということを再確認することも出来て、一生のうちで親子でこんな風に過ごせたことはずっと宝物になると思っています。

私が教えられることの1つ。
今、レミオロメンの「粉雪」を弾きたいと言って練習しています♩

今は、ホームスクーリングという選択肢があることを息子に伝え、学校に行かなくても自分で時間割を考えて、日々の時間を大切に使おう、と伝えています。

ゲームをしていたら1日退屈せずに過ぎていくけど、そうじゃなくて、自分が主体的にやれることを見つけて、みんなが学校で勉強している時間に、自分がやりたいことを積極的にやっていこう、と。

どうしても、学校に行っていないことを負い目に感じたり、不安になったりすることが本人も私もあります。

だから、不登校ではなく、ホームスクーラーとして堂々と毎日を有意義に使おう!と考え始めたら、息子との時間が私も楽しめるようになってきました。

またブログ書きます♩

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です