2019-05-16

【島からのお便り vol.2】

学校に行かない日々を半年間ぐらい過ごしていて、学校のない毎日、宿題もない、早起きもしなくていい、という生活が本人にとってどうだったのか?

楽ちんでハッピー、という訳ではなかった。

学校のお友達に会えない、
子どもなりに勉強への焦り、
人とは違う選択をしていることへのプレッシャー、、、

ゲームにのめり込むしかないような生活になっていき、規制出来なかった親の責任も感じていますが、先月視力検査で、眼鏡をしないと日常生活に支障をきたす程の近視になっていることがわかりました。近視は遺伝要因も大きいのでこの期間にたまたま視力が下がった可能性もありますが、ゲームのモニターを見ている時間が長く、そこはきれいに見えていた、だから余計に他のことをしなくなっていた可能性もあるかなと思います。

なかなか子どもは視力が落ちても気付きにくいそうです。

視力だけでなく、視機能を検査出来るところがあると聞いて、連れて行きました。

眼球を支えている筋肉の左右差、上下差、色の見え方、歪み、などを確認してもらい、オーダーメイドの眼鏡を注文してきました。

島に引っ越して来て、生活が一変。

朝ごはんをしっかり食べるようになり、7時半過ぎには学校に出て行きます。

島っ子は体力があるので、昼休みとかも一緒に遊んで帰ってくると、お昼寝することも。

私が仕事で外出することが無いので、毎日おかえり〜と迎えられる。

週末は魚釣りを楽しむ。

島には無いものが沢山あるけど、

ここに在るものこそが、人が暮らす上でベースになるような大切なもので、ここに無い便利なものは、無くても、知恵、助け合いで生きていけるんだな、と感じています。

野鳥の鳴き声、海を覗けば魚が泳いでいるのが当たり前の日常。

本能的に息子は求めていた暮らしがここにあったんだな、と感じます。

きっかけは息子でも、私も、一緒に来た娘も、ここの暮らしを気に入っています(^^)

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